客室タブレット・スマートフォンのまとめ・比較
客室タブレット・スマートフォンとは
客室用タブレットは、ホテルや旅館など宿泊施設の客室内に設置する新たなサービスツール。フロントなどへの内線電話機能や目覚まし機能のほか、宿泊約款や館内案内といった紙媒体をwebコンテンツ化したものの閲覧、観光情報、空調・照明コントロールなど、多岐にわたる機能を搭載。
ほとんどのメーカーが多言語対応で、増加する外国人観光客への対応もストレスなく行えるのが特長だ。また宿泊施設に合わせたカスタマイズが可能のため、コスト削減やスタッフの業務効率化にも繋げられる。導入にあたり、自社の運営において何が必要で何が不要なのか、どんなメリット・デメリットがあるかを理解した上で、自社にあった製品を選んでほしい。
客室タブレット・スマートフォンを比較
客室タブレット・スマートフォンを取り扱う企業4社を検証。
handy(ハンディ)
香港を拠点に世界82カ国で事業を展開しているhiのグループ会社である、hi Japan株式会社(旧社名:handy Japan)が展開する宿泊施設向けの無料スマートフォンサービス「handy(ハンディ)」。大手ホテルから宿泊特化型ホテルまで、国内の導入実績は1,400施設(2019年7月時点)にのぼるなど、多くの宿泊施設より支持されている。
(2022年1月時点の情報)
tabii(タビー)
xxx株式会社が展開する、宿泊施設向けの月額利用料無料タブレットサービス「tabii(タビー)」。
グルメ・観光情報・エンタメ動画など旅の楽しみを増幅させる豊富なコンテンツや、フロントへの問い合わせの業務負荷を軽減するQ&A、多言語機能も取り備えており、客室価値の向上と宿泊施設の業務効率化の両立を実現している。
(2022年1月時点の情報)
MOT/Hotel Phone(MOTホテルフォン)
「MOT/Hotel Phone (MOTホテルフォン)」は、株式会社バルテックが提供する、スマートフォン・タブレットを従来の客室電話機として利用するサービスだ。利用頻度が少ない客室電話機をなくし、ゲストへ付加価値のある新たなサービスとして提供することで、コスト削減や顧客満足度の向上を実現している。
(2022年1月時点の情報)
eeTaB*(イータブ・プラス)
株式会社ミライトが提供する客室専用タブレット。多言語対応だけでなく、外国語新聞・雑誌6,000紙以上の読み放題やルームサービスの注文など、多岐にわたる機能が充実。その他、コールセンターや24時間365日サポートなど、保守サポート体制も充実しており、一流ホテルをはじめ様々な宿泊施設で導入されている。
(2022年1月時点の情報)
(HOTELIER編集部)