森トラスト・ホテルリート投資法人、東京証券取引所に上場
ホテル・旅館に重点投資する不動産投資の「森トラスト・ホテルリート投資法人」が、2017年2月7日に東京証券取引所に上場することが分かった。銘柄コードは3478。
同社は価格帯やブランドの観点からホテル・旅館を「ラグジュアリー」、「アッパーアップスケール」、「アップスケール」、「アッパーミッドスケール」、「ミッドスケール」、「エコノミー」の6グレードに分類。そのうちの上位4分類に重点的に投資を行っている。投資対象地域は、都心一等地または京都・大阪・福岡・仙台・札幌等の世界的に著名な観光地としている。
2017年1月4日現在の投資状況は以下の通り。
「シャングリ・ラ ホテル 東京」
「コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション」
「コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション」
「ホテルサンルートプラザ新宿」
同社の運営会社は、森トラスト・ホテルアセットマネジメント株式会社。スポンサー(運用会社の大株主)は、「トラストタワー」、「MTビル」のブランド名で知られるオフィスビルや「トラストコート」、「MTコート」のブランド名で知られる住居ビルを運営する森トラスト株式会社とラフォーレホテルズ&リゾーツのほか、外資系ブランドホテルの運営等を行う森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社の2社。この2社を含む、森トラストグループによるサポートを最大限に活用した成長戦略を実現していく方針という。同グループが運営する投資法人には、他に「森トラスト総合リート投資法人(8961)」がある。
【参照】
森トラスト・ホテルリート投資法人が東京証券取引所に上場
(HOTELS.Biz 編集部)