ライフスタイルホテル「ニッコースタイル名古屋」が2020年開業
株式会社ホテルオークラ(本社:東京都港区、代表取締役社長:荻田敏宏)の子会社でホテル運営会社である株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメント(本社:東京都品川区、代表取締役社長:マルセル・ファン・アルスト)が、ホテル経営会社である合同会社名駅マネジメント(本社:東京都千代田区)と、ライフスタイルホテルの新ブランド『ニッコースタイル』の第一号ホテルとなる「ニッコースタイル名古屋」に関する運営管理契約を8月8日に締結した。
ホテルの施設開発は合同会社サポート27号が行い、同社から委託を受けたオリックス不動産投資顧問株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北村達也)が、アセットマネジメント業務およびプロジェクトマネジメント業務を行う。
『ニッコースタイル』は、“新しい旅のスタイルや体験する人々を魅了するホテル”をブランドコンセプトとしている。文化・健康・環境に対する関心が高く、ホテル滞在にも新しい体験を求める国内外のミレニアル世代がターゲットだ。地域の食材にこだわった料理、音楽やアートを通じて、宿泊客や地元の人々が集まりつながる場所を提供する。
「ニッコースタイル名古屋」は、多様化する価値観に応えるべく創設された『オークラ ニッコー ホテルズ』初のセレクトサービスタイプのライフスタイルホテルだ。宿泊客だけでなくローカルコミュニティにも開かれたコミューナルロビー、オールデイダイニング、フィットネスジムなどを有する。
ホテルは、名古屋駅周辺の名駅エリアにて2020年の開業を予定している。名古屋の代表的なビジネス街・繁華街である同エリアは、JR・名古屋鉄道(名鉄)・近畿日本鉄道(近鉄)など、主要路線が集積するターミナル機能を有している。近年は名古屋大都市圏の玄関口として発展しており、柳橋中央市場などは地域特性をより感じられる固有の雰囲気もある。加えて、中部国際空港からのアクセスも良く、訪日外国人の増加も見込まれている。
ホテル最大の特徴であるコミューナルロビーでは、宿泊客と地域の人々が集いつながる場所を提供する。イベントエリアでは名古屋固有の文化や歴史を体験できるよう、地元の食材を使った料理イベント、名古屋の食文化について学ぶワークショップ、地元ミュージシャンによるライブ演奏なども行う予定だ。オールデイダイニングでは、和食や郷土料理をモダンにアレンジした料理、地元の農家などから仕入れた新鮮で質の高い野菜を豊富に使った料理、地ビール・地酒なども提供する。
客室は全191室あり、標準客室面積は30平方メートルだ。間口を5メートルと広めに設定したことで、ゆったりとしたリビングスペースとバスルームを実現した。インテリアには、ものづくり文化が育まれた名古屋の伝統工芸などのモチーフも取り入れるという。24時間利用可能なフィットネスジムは、大きな窓ガラスを通して自然光が降り注ぎ、解放感ある空間となる。
また、“人と地球にやさしいホテル”を目指し、肌に優しく環境にも配慮したオリジナルアメニティを用意するほか、リネン交換を希望しない際の特典提供など、地球環境保全に貢献する取り組みを行っていくという。
■「ニッコースタイル名古屋」概要
建設予定地:愛知県名古屋市中村区名駅五丁目2011番1
アクセス:名古屋市営地下鉄桜通線国際センター駅徒歩5分
延床面積:約9,542平方メートル
階数:13階
客室数:191室
施設:コミューナルロビー、オールデイダイニング、フィットネスジム
【参照記事】
『ニッコースタイル名古屋』 2020年に開業~名古屋に国内外で初となるライフスタイルホテルの新ブランド「ニッコースタイル」誕生~
【コーポレートサイト】
・株式会社ホテルオークラ
・株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメント
・オリックス不動産投資顧問株式会社
【サービスサイト】
オークラ ニッコー ホテルズ
(HOTELIER 編集部)