坂本龍馬生家跡地「ホテル南水」がラグジュアリーホテルhotel nansuiにリブランドして2024年秋開業
1)概要 -50年の歴史を超えて生まれ変わる龍馬の生家跡地-
hotel nansui(高知県高知市)は2024年秋の開業に向けて、全面改修工事に着工致しました。本ホテルはJR高知駅から車で約10分、かつての坂本龍馬屋敷の跡地にあり、近郊には「高知城」や「龍馬が生まれたまち記念館」などの人気観光スポットがあり、高地市街観光に便利な立地にあります。高知県は近年、「らんまん」や「あんぱん」などのNHK連続テレビ小説などでも注目される人気観光地であり、hotel nansuiを拠点として「はりまや橋」、「桂浜」などさまざまな歴史的名所、飲食店、ショッピングエリアにアクセスができます。
hotel nansuiは、かつてこの地に50年以上運営され、観光客・地域に愛された「ホテル南水」の意思を港屋マネジメント株式会社(代表取締役 井口泰)が受け継ぎ、新たな高知体験の場として再生して生まれる新しいラグジュアリーホテルブランドです。建物は鉄筋コンクリート造地上7階建て、全33室の客室、共用部にはギャラリー「Ryoma Open Gallery」、レストラン「Marginal」、ロビーラウンジ「Reception Lounge」、ライブラリー「SHI-SHI Library」、セルフバー「Bar Lounge」、屋上テラス「Yugao Terrace」を備えます。スタンダードルーム(32室)は37m2以上の広々とした空間で、館内での軽食・アルコールを自由に楽しめるオールインクルーシブ。スイートルーム「Premium Sauna Suite」(1室)には完全プライベートサウナが併設され、ワンランク上の癒しを提供します。
2)ホテルコンセプト -自分を”洗濯”できるホテル-
坂本龍馬が産声を上げた、その屋敷跡地という唯一無二の立地にあったホテル南水。新しい高知体験でありかつ地域の方々の集いの場にもなりたいという想いから、坂本龍馬の人となりである「marginal(境界)」(※marginal man=境界にいる人)をグランドコンセプトとして掲げてリノベーションしました。標準化された確一的な施設・サービスの多い宿泊業界の中で、固定観念にとらわれない新しいホテル空間と体験を提供し続けることをhotel nansuiはお約束いたします。
hotel nansuiのホテル体験のコンセプトは「日常では味わえない、充実した時を通して自分を“洗濯”できるホテル」。龍馬生誕の地という唯一無二の土地で、ただ観光を楽しむだけでなく、そこに残る龍馬の姿に想いを馳せ、新しい旅や自分を発見するという新しい宿泊の形をご提案します。
3)デザイン -坂本龍馬をテーマにした『アート×体験価値』ホテル
hotel nansuiは高知駅や牧野富太郎記念館を設計した内藤廣氏に師事した気鋭の建築家・蘆田暢人氏がデザイン。地元高知の自然素材や技術・工法を取り入れ、ここでしかできないラグジュアリーな空間・滞在をデザインしています。かつてのホテル南水は龍馬資料を展示した博物館のような空間と和室・部屋食の旅館でしたが、アートミュージアムのような滞在体験型ホテル空間への転換を図りました。
hotel nansuiに足を踏み入れると最初に、龍馬が見つめた世界を表現したRyoma open Galleryがあり、坂本龍馬生誕地に思いを馳せて頂きます。エレベータを上がり7階のロビーに着くと、かつて龍馬が八畳岩から高知を眺めたという言われをオマージュした浮島ソファに座り、高知市街の景色を見ながらチェックイン。同フロアのBar Loungeはオールインクルーシブとなっており、Reception LoungeやSHI-SHI Libraryなど思い思いの場所で過ごすことができます。
2階のレストランMarginalは全席35席に加え、ライブキッチン型のカウンター席を8席、6名用個室を用意しています。ここでは龍馬が何度も訪れ、愛したといわれる長崎の和華蘭料理のようにジャンルにとらわれない食文化をヒントに、高知の恵まれた食材を生かしたイノベーティブな料理と、オリジナルのペアリングを提供。hotel nansuiがプロデュースする新しいガストロノミーを体験いただきます。
ホテル2階から6階に位置する3タイプ全33室の客室は、ゆったりと過ごしていただくために、高知県産木材を多用した温もりを感じる客室デザインに加え、最新の設備・機能を導入しています。スタンダードタイプ(32室)にはおこもり感のあるソファスペース、スイートルーム「Premium Sauna Suite」(1室)にはととのいスペース付きサウナ、水風呂があります。
高知にかつてないラグジュアリーホテル体験を提供するhotel nansui。エントランスから館内の至る所に散りばめられた龍馬に思いを馳せるアート体験、龍馬が遊んだと言われる鏡川を望みながらのウェルカムドリンクとチェックインから始まる、「おもいやり」あふれるホスピタリティでIrreplaceable Moments(かけがえのない時間)を。
4)リブランドチーム
hotel nansuiは龍馬が亀山社中をつくったように、代表・井口泰の「南水を再生したい」想いに強く惹かれたクリエイターたちが集まりました。
・事業主 : 港屋マネジメント 井口泰・井口将貴
・ホテルプロデュース/プロジェクトマネジメント:Literatus 池村友浩
・建築設計監理/インテリアデザイン :蘆田暢人建築設計事務所 蘆田暢人
・ライティングデザイン:ライティング プランナーズ アソシエーツ 瀬川佐知子
・ファニチャーデザイン・製作/アートディレクション:ようび 大島正幸
・オペレーションデザイン:ホロニック 長田一郎
5)ホテル紹介
ロビー&レセプション「Reception Lounge」
バー&ライブラリー「Bar Lounge」「SHI-SHI Library」
レストラン「MARGINAL」
屋上テラス「Yugao Terrace」
客室
アクティビティ
オキャクバ
6)Hotel Nansui 宿泊予約 概要
ホテル公式サイト準備中(6-7月頃ティザーサイトオープン予定)。
7)港屋マネジメント株式会社について
港屋マネジメント株式会社はビジネス層に愛されるJR高知駅前の宿泊特化型ホテル「ホテル港屋」を運営するために2013年に設立。「お客様と地域の魅力を繋げるために生き生きと働ける場所を創る」という企業理念のもと、ホテル運営を通して高知県の観光産業を盛り上げることを目指している。2022年に旧ホテル南水を取得、坂本龍馬生家跡地という特別な場所でこれまでの高知にない新しいホテル体験を創造すべくリブランディングを進める。
hotel nausuiの1階には新しいビジネスモデル「オキャクバ」も計画中。
【出典】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000137863.html
(ホテリエ編集部)