【自社サイトへ流入を促進】triplaホテルブッキングがGoogleホテル広告と連携
旅行業界向け IT・AI サービスを展開する tripla 株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 CEO 高橋 和久、代表取締役 CTO 鳥生 格、以下「トリプラ」)は、宿泊施設の自社予約率向上を実現する「メタサーチ機能」強化の一環として、Google が提供するホテル向け検索ウェブ広告「Google ホテル広告」のインテグレーション・パートナーの公式認定を獲得した。これに伴い、Google の検索結果に「tripla ホテルブッキング」が保有する宿泊施設の自社販売情報を掲載することが可能となり、自社サイトへの流入を促進と同時に自社予約率の向上を実現する 「Google ホテル広告連携機能」を新たにリリースした。2020 年 9 月 14 日より、樹ホテルズジャパン株式会社(本社:大分県由布市、代表取締役 前田 洋、以下「樹ホテルズジャパン」)が運営する旅館「由布院別邸 樹」にて Google ホテル広告連携を開始した。
宿泊予約市場では世界的にオンライン予約が主流であることから、集客力を持つOTA(=online travel agency)に販売を依頼する宿泊施設が多く、一方の旅行者は各OTA販売価格を一覧表示できるメタサーチを利用するケースが多くなっている。宿泊施設が収益を最大化する鍵は自社予約率の向上であり、オンラインの検索結果で旅行者に公式サイトを見つけてもらい、自社販売価格の安さをアピールするとともに自社サイトへの流入を促進する仕掛けが必要だ。
今回、トリプラが「Googleホテル広告」と連携したことで、旅行者がGoogleの検索エンジンを利用してホテルを検索した際の検索結果とGoogleマップアプリに、「triplaホテルブッキング」が保有する宿泊施設の自社情報(最新料金、空き状況)を表示することが可能となる。施設名で検索した場合はもちろん、画像右のように「地域名 旅館」と特定のエリアの宿を検索した場合にも、結果の上位に自社を表示し、公式サイトへ誘導することが可能。トリプラが提供するOTA価格を取得し常にOTAよりも自社販売価格を安く設定する「ベストレート機能※」と併用することで、OTAの販売価格と並べて自社販売価格を表示する。Googleのメタサーチ上で、自社サイトの販売価格を旅行者へ訴求し自社サイトへの流入を促進することで、宿泊施設の自社予約率向上ならびに収益最大化を実現する。
※「triplaホテルブッキング」のベストレート機能では、楽天トラベル、Agoda、Booking.com、Expediaの4社との料金比較に対応
■「Googleホテル広告連携機能」ご利用方法
「Googleホテル広告連携機能」に申し込みをし、広告運用主体、範囲、予算に関する取り決めを行う。下記2つのプランがありますが、基本的には月額運用費用+施設ごとに設定するGoogleに支払う月間広告予算が発生し、トリプラが予算額をデポジットとしてお預かりして運用する形となる。
① トリプラサポートプラン…CPA(顧客獲得単価)やCPC(クリック単価)など課金額の調整と分析をトリプラに委託するプラン。トリプラへ広告運用費用とシステム管理費用が発生。
② セルフサービスプラン…運用をホテル側で行うプラン。システム管理費用が発生。
また、「Googleホテル広告連携機能」は、宿泊施設にとって費用対効果の高い広告施策サービスとなる点が特徴である。旅行者が検索結果から自社サイトへ流入した時点で広告費が発生する「クリック課金型(CPC)」だけでなく、予約に至って初めて広告費が発生するためリスクの少ない「成果報酬型(CPA)」も導入した。CPCとCPAのどちらの面からも運用・調整が出来るため、入札結果を分析しながら柔軟に対応し、費用対効果を最大限に高めることが可能。
トリプラは、宿泊施設自社サイト向けSaaS型予約エンジン「triplaホテルブッキング」の強みである「メタサーチ機能」の更なる拡充を行い、宿泊施設の更なる自社予約率向上に貢献していく。
同社は、今後も「お客様の意見をよく聞き、市場フィットしたサービスを継続的に開発する”マーケットイン”」の理念に則り、旅行業界にITサービスの提供を通じて新しい価値を創造するとともに、サービスの機能改善を行っていくと語っている。
【tripla株式会社 概要】
本社所在地 :東京都中央区新川1-22-13 新川I&Lビル6階
会社設立 :2015年4月15日
代表取締役CEO:高橋 和久
代表取締役CTO:鳥生 格
URL :https://corp.tripla.jp/
【SaaS型宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」概要】
宿泊施設の自社公式ホームページ向けのSaaS型宿泊予約システムで、最短4クリックで宿泊予約が完了する上、各種OTAとの料金比較を行った上で最安値で予約ができる「メタサーチ機能」など、自社予約率を向上させるための機能が搭載されている。また、宿泊施設の会員獲得を支援する「会員プログラム」機能、「ポイントプログラム」機能も追加費用なしで利用することができる。
【多言語AIサービス「triplaチャットボット」 概要】
フロントスタッフが電話やメールで対応していたお客様からの問い合わせに、日本語・英語・韓国語・中国簡体字・中国繁体字の5言語に対応するAIが代理で対応することで、大幅な業務削減とお客様満足度向上に貢献するサービスである。
宿泊施設の公式ホームページ上でお客様からの問い合わせへの対応と同時に宿泊予約の完了が可能となるサービスとして2017年のリリース以降、宿泊施設をはじめとする国内外約700以上の施設に導入されている。旅行業界向けには、業界唯一である5言語ネイティブの有人オペレーターによるサポート体制も高い評価を得ている。2020年7月に自社開発したAIエンジンに改良を加え、セルフサービスによる機械学習トレーニング機能を搭載したことにより、あらゆる業種・業態のお問合せ対応に活用できるサービスとなった。
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【参照サイト】tripla株式会社 公式サイト
「HOTELIER 編集部」