空室に悩むホテルへ6万人の上場企業テレワーカーを送客する新サービス『テレスペ』、ホテル等施設1万室を募集開始
テレワーク・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:荒木賢二郎)は、2022年1月中旬より、空室に悩むホテル等へ6万人の上場企業テレワーカーを送客する、上場企業専用テレワーク個室予約新サービス『テレスペ』を開始することを発表します。新サービス開始に先駆けまして、本日2021年11月9日より、ホテル等施設1万室を募集開始いたします。
利用側の上場企業法人会員は6万人を確保しており、オフィス縮小によるオフィス家賃の大胆なコストカット、全国の社員居住地近くに個室を提供する職住近接の実現など、人口減少社会における“上場企業総務部の新しい働き方導入”を支援してまいります。
ホテル等個室の募集はこちらから:https://hotelwork.space/
ホテル募集の背景となる解決したい課題
課題1)ホテルの低い稼働率
調査会社STRによると2021年9月の国内ホテル稼働率は38.7%と絶望的な数値を示しています。
課題2)施設の利用企業側は多重IDを避けたがっている
各ホテルには法人窓口があるものの、企業側は多重IDの管理に苦労しています。企業が100ホテルと契約すると社員さんは100個のID/PASSを持つことになり現実的ではありません。
課題3)国内出張、インバウンドともに回復はにぶい
ビデオ会議等の普及により国内の出張・ビジネスでのホテル利用の回復は鈍く、インバウンドの回復も元通りになるまで2年はかかると言われております。
2022年1月中旬スタートの新サービス『テレスペ』
当社は2022年1月中旬より新たなサービスとして上場企業専用テレワーク個室予約サービス『テレスペ』を開始いたします。利用側は上場企業専用で、すでに6万人の法人会員を送客できる体制を整えた上で、今回ホテル等1万室の募集となりました。
ホテル主導では無いマーケット主導型サービス
これまでもホテルワークに関する小規模な実験やホテルのテレワークプランは存在しましたが、従来はホテル側主導で空き時間を提供するプロダクトアウト型のサービスであり、企業がオフィス代わりに利用するには難しい側面がありました。結果、個人の単発利用にすぎず大きな市場とはなっておりませんでした。
今回当社ではホテル側ではなく、利用する法人側と2021年3月より対話を開始、実験を重ねて0から作り上げたマーケット主導型サービスの提供になります。詳細は非公開となりますが利用側の希望に合わせたUX設計により、上場企業の利用登録は現時点で全国約6万人を確保。ホテルの稼働率向上へ貢献します。
旅行とは異なるニーズでホテルの隙間を埋めます
テレスペの予約は1週間前まで行えないシステム(火曜日の予約は前週火曜日から予約受付)のため、団体旅行(1年前から半年前予約)、個人旅行(1ヶ月前から2週間前予約)を邪魔することはありません、1週間前に売れ残ってしまった部屋やドタキャンで空いた部屋だけを収益化します。また、平日の日中だけを利用しますのでホテルの本業を邪魔しません。ベッドとシャワーは利用NGの条件で掲載できますので、ベッドメイキングのタイミングを気にする必要もありません。上場企業総務部も、ベッドとシャワーの利用NGを希望しております。
ホテル、あるいは地域の個室が収益を得ることにより、東京都心部に一極集中するシェアオフィスとは頃なる経済圏を生み出し、将来的にはワーケーションや移住など地方との連携も視野に入れております。
従来のレンタルスペースサービスと異なる4つの特徴
特徴①:利用が1日単位
1時間単位の時間貸しではなく、1日から数日の利用なので収益を生みやすい
特徴②:法人社員がリピート利用
個人は1回きりですが、法人社員はオフィス代わりに毎週利用します
特徴③:6万人の利用登録
すでに6万人、1日6000人の利用が見込めますので収益を生みます
特徴④:利用者は上場企業限定
1月中旬のサービス公開時は、利用者は上場企業社員のみと安心
事前の実証実験データ
1人あたり月間平均利用回数:1.8回
1回あたりの平均利用時間:8時間(利用者の85%が1Dayプランを選択)
1人あたり月間平均利用金額:9,500円(税込)
1施設あたり月間平均売上:32,000円(税込)
1施設あたり月間最低売上:0円
1施設あたり月間最高売上:145,000円
平日以外の利用回数:0回
※いずれの数値も平日を20日として調整済み
従来、ワークスペースのレンタルサービスでは、個人が、外出先で、1-3時間、反復なく単発で、利用するという使い方であり、ホテルデイユースも1-3時間の時間貸しに対応しないと稼働率が上がらないのがスペースシェア業界の常識でした。しかし、今回テレスペが利用法人に提供するサービスは、法人社員が、家の近くで、丸1日、毎月2回反復して、利用するという使い方であり、新型コロナをキッカケとしてオフィスを縮小した企業が、削減したオフィス経費を原資として、社員に新しい働き方に合わせた「フレキシブルなオフィス」を提供するものになります。令和の職住近接は、社員が自費でオフィスの近くに住むのではなく、会社が経費で家の近くにオフィスとして使える場所を提供するもの、だと考えております。
ホテル以外でも個室を歓迎します
シティホテル、ビジネスホテル、旅館、カラオケ、シェアオフィス個室、シェアハウス個室、空きマンション、ワークブース、飲食店の個室、などを想定しています。月額制個室の利用者が決まるまでの数ヶ月間だけ、の登録も歓迎です。朝8:00-19:00までほぼ無人で運営できるビジネスです、新規参入のお手伝いもご相談ください。
電源、Wi-Fi、机、良い椅子、Web会議の声が盛れない程度の防音性、以上5点を満たす個室であれば、業種を問わず掲載可能です。Wi-Fiや椅子など手配もお手伝いいたします。オープンスペースや天井が空いているなど個室ではないスペースは登録不可となります。1名用がメインとなります。
東京神奈川を中心に、全国主要都市での募集となります。特に、首都圏南武線沿線、東横線沿線、川崎周辺などは重点エリアとしております。また、東京都以外なら利用したいという法人さまもありますので、全国からのお問い合わせをお待ちしております。
料金、掲載手数料など
テレワークプランの料金は、施設側が自由に設定することが可能です。8:00-19:00までの1日プランで、3,300円から7,700円程度を想定しております。
テレスペの掲載料:初期費用0円、月額掲載料0円、手数料は予約金額の22%
※2022年1月中旬のサービス開始時までに掲載が完了しました部屋は、2022年中の手数料を11%に割引します
掲載お申し込み方法
まずはホテル募集専用サイトより資料をダウンロードいただきました上で、メールでご相談、あるいはWeb相談をおすすめしております。2022年1月中旬のサービス掲載開始までにご登録が完了しました施設に関しましては、2022年末までの手数料を11%(本来22%)にてご提供します。
https://hotelwork.space/
各種事業者さまも募集
・ワーケーションや移住を受け入れたい地方自治体
・働き方改革やテレワークを推進したい地方自治体
・利用側として、全国のテレワーク個室利用に興味のある上場企業法人
※利用が可能になりましたらお声がけしますので、未上場企業もご相談ください
・旅行代理店などホテルとつながりの深い事業者
・マンション等の空室を活用したい管理会社、リース会社
・地域の空室を持つ事業者と繋がっている銀行、信用金庫
・カラオケやシェアハウスなど個室を持つ事業者と繋がりが深い事業者さま
・良いオフィスチェアなど環境を整える機材をお持ちの事業者さま
・プレAラウンドに参加可能性のあるVC/CVC
・その他、お気軽にお声がけください
各種ライター、メディア関係の方へ
各種取材を受け付けますので、お気軽にご連絡ください。特に、ホテルやカラオケ等空室に苦しむ業界に関わる媒体については優先して取材をお受けします。取材なしで記事を書かれる場合でも、コメントや写真等のご請求を歓迎します。
【参考記事】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000055584.html