オムロン、ホテル向け「遠隔フロントシステム」の提供を開始 1stユーザーとして アパホテルが初導入
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:細井俊夫、以下、OSS)は、セルフチェックイン機「スマーレ」を用いた「遠隔フロントシステム」の提供を開始し、2021年10月に1stユーザーとしてアパホテル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:元谷芙美子、以下 アパホテル)に初導入いただくこととなりました。
「遠隔フロントシステム」では、双方向ビデオ通話機能により、フロントから離れた場所にいるホテルスタッフ様が宿泊者様のチェックイン手続きを迅速にサポートすることが可能です。コロナ禍が続く中、宿泊者様の「非接触・非対面」の接客要望を叶え、ニューノーマル社会における安全・安心なホテル利用に貢献するとともに、ホテル事業者様に対しては ホテルスタッフ様の負担の大きい深夜帯を中心とした業務の集約・効率化に貢献します。
ホテル向けの遠隔フロントシステムは、2018年の旅館業法改正以降、民泊や小規模ホテルで一部導入が始まっていますが、チェーン展開されている大手ホテル事業者で本格活用されるのはアパホテルが初※1となり、アパホテルとしても初の取組みとなります。OSSは、 1967年に世界初の無人駅システムを実現して以来、鉄道業界において自動改札機、券売機、精算機などの駅務機器システム及び遠隔監視サービスを提供し、駅業務の効率化・省力化に貢献してきました。ホテル向け「遠隔フロントシステム」には、これまで培ったオートメーション技術と遠隔サービスの実績やノウハウに加え、オムロングループが持つ「センシング&コントロール+Think」のコア技術を活用しております。OSSは、「遠隔フロントシステム」の提供を通じ人手不足が深刻化するホテル業務の効率化・省力化に貢献していきます。
アパホテルからのコメント
アパグループは今年、創業50周年を迎えました。この半世紀にわたる道程は、たゆむことのない「挑戦と変革」の歴史に他なりません。また、OSSとは1984年に開業したアパホテル1号店に業界で先駆けて導入した自動チェックイン機からのパートナーです。 今回OSSから提案を受けた「遠隔フロントシステム」は、宿泊者様へのコロナ禍における安全・安心の提供にとどまらず、ホテルスタッフ業務の変革にもつながるものであり、アパホテルが進める先進のデジタルトランスフォーメーション(DX)と合致すると考え 採用を決めました。 |
セルフチェックイン機「スマーレ」シリーズ
https://socialsolution.omron.com/jp/ja/products_service/automation/smare/
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社会ソリューション事業本部 事業開発部
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